第25回美濃和紙あかりアート展
岐阜県美濃市で毎年開催される「美濃和紙あかりアート展」に行ってきました。
1300年の歴史を誇る「美濃和紙」を使ったあかりのアート作品を全国から募集し、うだつのあがる街並みに展示するというものです。www.akariart.jp
美濃和紙にはあまり関心は無かったのですが、毎年行われるこのイベントは被写体として興味がありました。
しかし!このイベント、かなり人気があるようで三脚、一脚、脚立が使用禁止なのです。
夜で三脚使えないなら無理だろうと以前は諦めていました。
しかし、友人のアドバイスで手持ちでもイケるのではないかということで、事前に設定をいろいろと調査して、一応万全の態勢で挑みました。
結果、ブレの問題はゼロではありませんが、なんとか見れるレベルでは撮れたと思います。
出展作品は一般部門250点、小中学生部門87点、合計337点という大変な数の作品が待ち受けてたいわけですが、気力を絞って(笑)全作品を鑑賞しました。
そのうち目に止まった作品を撮影し、さらに、“写真として”見られるレベルに達したものを掲載します。(かなりの量になりましたが)
続いてあまり撮れなかった小中学生部門より
三脚無しで夜の撮影は不安でしたが、ピント合わせやシャッタースピードなどの設定を作品ごとに丁寧にしましたが、作品ごとに明るさが違うし、周りの明るさも違います。
具体的には、ISOは1600ぐらいまで、シャッタースピードは1/15~1/30ぐらいの間がほとんどです。絞りは極力最小値(開放)、それぞれその場で臨機応変に対応です(^^;
また、壁に向かって撮る格好になるので背景ボカしが困難で構図に悩まされましたが、その作品の雰囲気を活かすように構図を考えました。(つもり)
被写体自体が作品であり、撮影する事でさらに「写真という作品」が出来上がるという、難しさもありながら面白い作業でした。
これほどの凝った作品たち。作家さんたちの努力は計り知れないですね。
美濃和紙がユネスコ重要文化財に指定されているというのもあると思いますが予想以上の来場者数で人の多さに驚きました。
単にアートなイベントなだけではここまで人気はでないかもしれませんが、和紙と灯りを融合させたことがとても魅力的な企画となって、遠方からも来る大イベントとなっています。町おこしとしても成功しているこのイベントは言葉にし難い魅力を感じました。
また来年も楽しみです。
ありがとうございました。
2018.10.07撮影
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