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風景写真や自然写真&時々クルマのブログ。(旧ブログ「君は見たか」)

写真講評会&富士コン作品上映会

先日、岐阜の三星カメラさん主宰のフジフィルム社員の方による写真講評会&富士フィルムコンテスト入賞作品上映会に参加しました。
今までは撮って、現像して、アップするという作業が主なカメラライフでしたが、いろいろと考えさせられるものがありました。

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ネット上では細かい指摘やアドバイスを受けることは殆どありません。
はっきり言ってどこが悪いか、どうしたらもっと良くなるかという意見を貰わないと上達しないようにも思います。友人知人でもなかなか批判や指摘は言いにくいものです。

まず、自分の作品を3点持参して集まった人みんなの前で発表され、アドバイスが貰えます。自分作品の中から3点絞るっていうのは想像以上に大変な作業で、様々な思いがよぎります。
褒められたいのか、意見を貰いたいのか、自慢したいのか、どういう趣旨の作品が良いのだろうかと。
悩んだ結果、変わったものではなく、「部屋に飾りたいと思えるもの」を基準に決めました。(それはそれで難しいのですが)
実際に頂いたアドバイスは「構図が良い、雰囲気が表現てきていて良い、インパクトがある」など。
しかし、指摘としては「この先に何があるのか知りたいの(構図の甘さ)、ただ綺麗なだけでベタで弱い」など。
(あくまで富士コンなどのコンテスト基準での意見であるということと、先生の主観であるとの前提はありました)

他の参加者の方はベテランっぽい方ばかりで、何度もコンテストに応募されているような方ばかりで個性的な作品が多かったです。
中には富士コンで銅賞を受賞された方もいました。

他の方の作品を見るのも勉強になりますし、その作品に対する講評が大変勉強になります。
ただ単に他人の写真を見るだけでは「自分はこう思う」だけで終わりますが、他の人が見たらどう思うのか視点の違いが明確にわかるのです。

富士コン受賞作品上映会では、受賞作品のポイントをひとつひとつ教えていただけます。
このコンテストでは応募総数が約34000枚だそうで、この膨大な量から選考するので、一次審査で審査員が見るのは約1秒だそうです・・・
だからある程度のインパクトは必ず必要だそうです。
ポイントは基本的な技術やセオリーも大切ですが、やはりありきたりで無いもので、インパクトのあるようなもの、ストーリーがあるもの、そういうものが選ばれるようで、更には「タイトル」も肝心で、二つ同じようなものがあり天秤にかけた場合、タイトルで選ばれるということもあるそうです。


大変貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

www.fujifilm.co.jp

 

www.mitsuboshicamera.co.jp



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