クリエイティブピクチャーコントロールを触ってみたら面白かった
通常使用しているNikonのカメラには「ピクチャーコントロール」という“いわゆるフィルター機能”ようなものがあります。
今回はその中でもより豊富な種類がある「クリエイティブピクチャーコントロール」で遊んでみたという記事です。
そもそもピクチャーコントロールはカメラ内でも設定できますし、通常僕がRAW現像で使用しているNikonの「Capture NX-D」で撮影した後でも自由に画像調整することができます。
ピクチャーコントロールを使えばフィルム風にしてみたり、レトロ調にしてみたり、様々な味付けができて自分のイメージに合わせた色味にすることができるというのが特徴です。
そしてニコンは数年前から新しく「クリエイティブピクチャーコントロール」という20種類の新しい効果を追加していて、D780やZシリーズに内蔵されていますが、それ以外の機種でも「Capture NX-D」を使えば古いカメラで撮ったものでも効果を適用できるのです。(僕のD7100も当然内蔵されていませんのでNX-Dを使っています)
普段は基本的に「風景」に設定してキリッとしたメリハリのある写真を中心に撮ってきました。
以前からピクチャーコントロールのようなものを使った写真は見てきましたが、個人的には目に見えたものの通りがベストだろうという固定観念があったように思います。
しかし、最近になってフィルターを使ったような少しレトロ調だったり、緑かぶりのフィルム風写真などイメージを表現したような写真に魅力を感じてきました。
そして実際に近場で試しに撮ってみるといつもの場所で撮る写真の雰囲気がまるで違うのです。
↓これがその写真
ビビッドな色ではなくソフトな中間色で柔かい雰囲気の写真ができました。一眼レフを始めて5年以上経ちますが今になってこの良さがわかってきました(汗)
で、今回はピクチャーコントロールを使って過去の写真で遊んでみたという記事です。
過去(2017年)に郡上八幡に行った時の写真のRAWファイルが大量に残っていたので(笑)それを使っていろいろやってみました。
どうでしょうか。どちらかというと風景写真よりはスナップ写真のほうが向いているようにも思いますが、普通にピクチャーコントロールを風景で撮るのとは随分と趣のある写真になった気がします。
それぞれの効果に適用度があるので0~100%まで設定ができます。この調整具合でも結構変わってきますので是非試してもらいたいと思います。
ただ、このピクチャーコントロールは好みの問題がありますので「これが良い」というのは難しいですが、自分自身の表現の一つとして使っていけば面白いと思います。
今後は結構取り入れていこうかな~と思っています。
ではまた。
(今回の写真は全てNikon D7100で撮影したものです)
【もともとの2017年の郡上八幡の記事】
【Capture NX-D】
※クリエイティブピクチャーコントロールが入っていない方は、最新版をダウンロードしてみてください。