発心門王子~熊野本宮大社コース①
古道を歩くか、それとも止めるか。
この時、雨は止んでいましたが予報では一日雨。
悩みながら、とりあえずは熊野本宮大社へ向かうことに。
そして古道を歩く場合は、本宮大社から発心門王子(ほっしんもんおうじ)という場所までバスで行く。
熊野本宮大社に到着です。
一見地味ではありますが、静かで落ち着きがあり、
どこか強さを持ったような雰囲気があります。
とりあえずこの時は鳥居はくぐらず、撮影だけさせていただき、
この時はまだ雨が降っておらず、気持ちは「歩く」ほうへ向かっていた。
そしてすぐ目の前にあるバス停に行くと一人の青年がバスを待っていました。
青年に古道を歩く予定か尋ねてみると、そのようでバス待ちとのこと。
僕と同じように一人旅のようです(笑)
とそのとき、さぁ行きましょうと言わんばかりに調度バスが到着しました!
よし、行こう!
とバスで確か20分ぐらい細い道を行くのですが、
途中からもう雨が降り出しました。
けど、すでに歩く気満々です。
発心門王子という地点から本宮まで歩くコースは一番人気のようで、
平日で雨でも10人ぐらいの歩く人はいました。
なかには噂どおり外国人さんも数名いました。
発心門王子には鳥居もあるのですが、撮影しようかと思ったけど、雨で落ち着かず撮影しなかった。ちょっと後悔・・
とにかく濡れずに歩くこと。
撮影は二の次なんです。
カメラはリュックの中に入れて背負い、その上からカッパを着ます。
ですので、撮影するときはカッパをいちいち脱がなきゃいけないという面倒くささ・・
でもまずは歩くことなんです。
という訳でスタート。
で歩いていると、
雨で木々は濡れ、霧も出ていて、なんとも良い景色なんですよね。
我慢ならず、撮影です。
カメラを取り出すのは大変ですが、歩いて、止まって、カッパを脱いで、リュックからカメラを出して撮影・・その繰り返し。
雨で煩わしいですが、空気、匂い、景色、最高でした。
撮影していると外語人の家族に抜かれました。
人と比べると杉の木の大きさがわかります。
ようやくこのコースの半分くらいでしょうか。
雨は降り続き、さらにここから霧が深くなりより幻想的な画が現れてくるのです。
続く
2016.10.25撮影
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